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櫻井「ストーカーは放ったらかしにしてたら何をしでかすか分からない…早めに警察に相談した方がいいね。」


聖輝「警察…」


櫻井「1人で行くのが怖かったら、俺も一緒に行くよ？」


聖輝「えっ…？」


櫻井「1人で相談するよりも、誰かと一緒にいた方が気持ちも楽だと思うし…」


聖輝「あっいや…それはさすがに…！！」


有名人が警察に行ったら何を報道されるか分からない…


いくら何でもそんなリスキーな事をさせるわけには…！！


聖輝「……。」


櫻井「…涼野くん、この事…誰かに話した？」


聖輝「…いえ…」


櫻井「そっか…誰か信用できる友達はいる？」


聖輝「信用できる友達…」


櫻井「うん、絶対に犯人じゃないって確信できる友達。」


聖輝「……。」


信用できる友達…


僕の生涯の親友はただ1人…


櫻井「その子に相談して警察に行くのもひとつの手だよ。」


聖輝「…そうですね…明日、相談してみます…」


櫻井「うん。」


僕は櫻井さんに話を聞いてもらい、少し心が落ち着いた。