CHOCO❤︎LAVE
第13章 恐怖
聖輝「あの…今日はわざわざありがとうございました。」
櫻井「ううん、俺の方こそ急に押しかけてごめんね。」
聖輝「いえ、嬉しかったです…」
櫻井「大丈夫?もし不安だったら俺そばにいるよ?」
聖輝「いえ…櫻井さん、明日朝早くからお仕事ですし…」
櫻井「でも…」
聖輝「櫻井さんが来てくれて…話聞いてくれて安心しましたので…」
櫻井「涼野くん…」
ぎゅっ
櫻井「今度は俺がきみのことを救うから。」
聖輝「えっ?」
今度は…?
櫻井「じゃあね、何かあったらすぐ連絡して。」
聖輝「はっはい、おやすみなさい。」
ガチャッ
バタン
聖輝「…今度は俺がきみのことを救うから…」
どういう意味だろう…
それに、櫻井さん…
初めて会ったあの日…
実は初めましてじゃないって言ってたっけ…
聖輝「…僕は一体…櫻井さんとどこで会ったんだろう……」
僕はしばらくドアを見つめていた。
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