
CHOCO❤︎LAVE
第13章 恐怖
聖輝「昨日ね…櫻井さんが家に来てくれたの…」
光樹「えっ、翔くんに?」
聖輝「うん…僕の声が震えてたらしくて…わざわざ家に来てくれて…」
光樹「そっか…ストーカーの件は…」
聖輝「…話した…そしたら…警察に行った方がいいっていうのと…信用できる人に話した方がいいって言われて…」
光樹「それで俺に…」
聖輝「僕…最初…誰かに相談するのが怖かったの…」
聖輝「もしかしたら犯人じゃないかって…全員疑ってた…」
聖輝「でも…櫻井さんと話して…僕には…心の底から信頼できる親友が…光樹くんがいるって…気づいて…」
聖輝「ごめんね…すぐに相談できなくて…」
光樹「いや、聖輝は間違ってない。」
光樹「ストーカー被害に遭って疑心暗鬼になるのは仕方ない、俺だって容疑者になり得るからな。」
聖輝「光樹くんは容疑者なんかじゃないよ!僕にとって…1番の親友だから…」
光樹「聖輝…」
聖輝「……。」
光樹「…一緒に警察に行こう…」
聖輝「…うん……」
僕はすぐに光樹くんと一緒に警察署に向かった。
