
CHOCO❤︎LAVE
第13章 恐怖
光樹「何やねんあいつら!!こっちは真剣に悩んでるっていうのに…」
聖輝「光樹くん…」
光樹「くそっ!!あいつら…ストーカーのこと安易に考えすぎやろ!!」
光樹「ああいうタイプの奴ほど何しでかすか分からへんのに…」
聖輝「……。」
警察はドラマみたいに親身になってくれない…
こんなに怖い思いしているのに…
光樹「聖輝…ごめん、何の力にもなれなくて…」
聖輝「ううん、光樹くんが謝ることじゃないよ…」
光樹「ハァ…正直こんな適当に対応されるとは思わんかったわ…」
聖輝「そうだね…」
それだけどうでもいいってことだよね…
光樹「…よし!こうなったら…俺らの手で犯人を突き止めるしかないな…」
聖輝「えっ…?!」
光樹「正直警察はあてにならん!それなら…俺らでストーカーを撃退するしかない!!」
聖輝「そんな…無茶だよ?!相手は誰か分からないし…」
光樹「だからって、このまま野放しにしとったらエスカレートして取り返しのつかへん事になるかもしれへん…」
光樹「俺は…これ以上お前に傷ついてほしくない…!!」
聖輝「光樹くん…」
光樹くんの言葉を聞いて、涙が出そうになった。
聖輝「ありがとう…僕のために…」
光樹「何言ってるねん、親友やろ?」
聖輝「うん…ありがとう…」
光樹「とりあえず、今日は俺ん家に泊まっていけよ。」
聖輝「うん…」
そのまま僕達は光樹くんの家に向かった。
