CHOCO❤︎LAVE
第14章 手がかり
光樹「さてと、これからどうするか…」
聖輝「犯人の証拠を探すんだよね…?」
光樹「あぁ、ストーカーはしつこいから放ったらかしにしても続くだけやからな…」
聖輝「うん…」
光樹「うーん…写真を見ると俺はバイトの人間が怪しいと思うねん。」
聖輝「バイトの人?」
光樹「うん、多分やけど…この写真、客サイドから撮られた写真ちゃうやろ?」
聖輝「これ…」
1枚の写真をよく見ると、普段お客様が立ち入らない場面から隠し撮りされていた。
光樹「大学やったら正味誰でも入れるから紛れ込むことできるけど、バイト先はそうはいかへんやん。」
聖輝「確かに…怪しいね…」
光樹「やろ?確信はないけどバイト先のじんぶつは全員容疑者として見ていいと思う。」
聖輝「うっうん…」
関係者が全員容疑者…
正直候補が多すぎるなぁ…
光樹「聖輝、今日ってバイト?」
聖輝「うん、夕方からクローズまで。」
光樹「そっか…気をつけろよ、もしかしたらストーカーが潜んでるかもしれへんから。」
聖輝「うん…」
光樹「あと、バイト中こいつ怪しいなって思ったらすぐに教えて。」
聖輝「うん、分かった。」
光樹「どうする?帰りバイト先まで迎えに行こか?」
聖輝「光樹くん、用事ないの?」
光樹「うん、今日は特にないから聖輝さえよかったら。」
聖輝「ありがとう、でも…夜遅いし…」
光樹「夜遅いからこそ!ストーカーに狙われるかもしれへんねんで?」
聖輝「ゔっ…」
光樹「俺も毎日一緒におれるわけちゃうから、今日は俺が迎えに行くわ。」
聖輝「ありがとう、光樹くん…」