CHOCO❤︎LAVE
第14章 手がかり
そして、20時頃。
聖輝「こんばんは、大野さん。」
大野「こんばんは、乗って。」
聖輝「はっはい…」
僕は荷物を車の後ろに積んで、タクシーに乗り込んだ。
大野「涼野くん、荷物まとめてきた?」
聖輝「はい…」
大野「そう、良かった。」
聖輝「あの…今からどちらの方に…?」
大野「それはね、行ってからのお楽しみ。」
聖輝「えっ?」
大野「すぐ着くから。」
聖輝「はっはぁ…」
一体どこに行くんだろう…
それに、何でこんな大きな荷物を…
僕は不思議に思いながら窓の外の景色を眺めた。
どうやら東京駅の方に向かっているようだ。
そして、しばらくするとタクシーは目的地に着いた。
大野「涼野くん、こっち。」
聖輝「はい…」
僕は大野さんに連れられて、大きな建物の中に入った。
どうやらここは、ホテルらしい。
聖輝「あの…僕は一体ここで何を…」
大野「部屋に着いてから話すね。」
エレベーターで最上階まで行き、僕はあるお部屋の中に入った。
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