テキストサイズ

CHOCO❤︎LAVE

第3章 親密



南野「それに引き換えフットサルは誰でも気軽にできるし、友達もできるし一石二鳥!」


光樹「聖輝、完全に勧誘されとるやん。」


聖輝「そうなのかな…」


南野「俺ね、初めて涼野ちゃん見かけた時ビビッと来たんだよね。」


聖輝「えっ?」


南野「何て可愛らしい子なんだ…是非!!我がサークルに入ってほしいって思った!」


聖輝「そんな、僕なんて何の取り柄もない…」


南野「そんなことない!ウチに入れば間違いなくアイドルになれる!」


光樹「アイドルって…」


南野「だってそうだろ?こんなに可愛い男の子なんて見たことない!」


光樹「いや、まぁ確かにそうっすけど…」


南野「涼野ちゃん!俺はいつでも大歓迎だから!」


聖輝「はっはぁ…」


南野「おっと、そろそろ次の講義に行かないと…じゃあな!」


光樹「お疲れ様です!」


南野先輩は走って行ってしまった。


聖輝「南野先輩って熱血って感じだよね。」


光樹「あぁ見えてもサッカー強豪校出身でキャプテンやってたらしいからな。」


聖輝「へぇ…でもまた何でゆるゆるなフットサルサークルに所属してるんだろうね?」


光樹「さぁな、色々と遊びたくなったんじゃね?」


聖輝「そっかぁ…」


光樹「さても、俺らも次の講義行こうぜ。」


聖輝「うん。」


僕達は学食を片付けて、講義室へと向かった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ