
CHOCO❤︎LAVE
第3章 親密
店長「涼野くん、15番テーブルのオーダーお願い!」
聖輝「はい、行きます!」
そして、僕は再び15番テーブルへと向かった。
コンコンコンッ
ガラガラ…
聖輝「失礼致します、ご注文をお伺いします。」
「あははっ!お前らお似合いじゃん!」
「だろ〜?ねぇ、美織ちゃん♡」
「はっはぁ…」
「もうお前ら付き合っちゃえよ!」
「そうだなぁ…美織ちゃんなら付き合ってあげてもいいよ?」
「……。」
あのOLさん…
浮かない顔してる…
隣に座ってるサラリーマンも酔っているせいか女性にベタベタくっついてる…
これってもしかして……
「あはは〜、あれ?きみいたの?」
聖輝「あっいえ、その…お客様から呼び鈴がありまして…」
「あぁっ、そうだそうだ!ハイボール3つね〜」
聖輝「ハイボールが3つですね、他にご注文はよろしかったですか?」
「ご注文ねぇ…美織ちゃんの唇!」
「えっ……」
「あはははっ!!やばすぎっ!!」
「お前露骨じゃん!!」
「あはははっ!!」
「……。」
酷い…
こんなのあんまりだ……
「きみ、注文はしたからさっさと行っていいよ。」
聖輝「はっはい、失礼致します…」
ガラガラ…
ピシャンッ
聖輝「……。」
藍子「あれ?どうしたの?」
聖輝「あっ、藍子さん…」
藍子「何かミスった?」
聖輝「いえ…実は……」
僕は藍子さんにOLさんの事を相談した。
