
CHOCO❤︎LAVE
第4章 救援
聖輝「ごちそうさまでした。」
美味しかった〜♪
我ながら上手いこと作れたなぁ…焼きそば。
麺って単価が安いから、学生の一人暮らしにとってとても有り難いものだ。
僕も何度お世話になっているか…
聖輝「…あっ、トシオさんから来てる。」
トシオ『お疲れ様。身体大丈夫?冷えた身体をお風呂でちゃんと温めるんだよ。』
聖輝「トシオさん…僕の身体を心配してくれてる…」
りょう『はい、大丈夫です!温かいお湯に浸かったら元気出ました!』
トシオ『そっか、良かった。雨に濡れると気分まで落ち込んじゃうよね。』
りょう『そうですよね…やる気なくしちゃいます。』
トシオ『分かる、仕事もやる気でないし何やっても楽しくないって思ったりね。』
りょう『そうですよね…早く梅雨が明けてほしいです…』
梅雨が明けたら夏が来る…
夏休みは何して過ごそうかな…
できれば学生らしい夏休みを満喫したいけど…
〜♪
トシオ『りょうくん。突然だけど僕の友達について相談したい事があるんだけど…いいかな?』
聖輝「友達について…何だろう?」
僕はトシオさんに返事を返した。
りょう『はい、僕でよかったらお話聞きますよ。』
トシオ『ありがとう、じゃあ相談するね。』
トシオ『僕の友達なんだけど…ついこの間、長年付き合ってた彼女に振られちゃったらしいんだ。』
相談内容は恋愛についてだった。
