テキストサイズ

CHOCO❤︎LAVE

第4章 救援



トシオ『好きな人ができたからって理由で振られて…友達がすごいショック受けてて…同じ仕事してるんだけど、仕事も正直手付かず状態なんだ。』


聖輝「そうなんだ…」


恋愛に関することかぁ…


苦手な分野が来ちゃったな…


トシオ『僕も彼女の事知ってるから…友達に何て声をかけてあげたらいいのか分からなくて…』


聖輝「…これって……」


昔の僕に似ている気がする…


僕もたった一度の恋愛でかなり傷ついて、何も手付かずの状態になったから…


あの時、僕はどうやって振り切ったんだっけ…


聖輝「確か……」


僕は自分の想いをトシオさんへ届けた。


りょう『そうだったんですね。実は僕も昔…初めて付き合った人に浮気されて振られた事がありました。』


りょう『その時はすごい辛くて…苦しくて…正直死にたいって思っていました。』


りょう『でも、そんな時に僕を支えてくれたのが1人の親友だったんです。彼が僕のそばにずっといてくれたから…1人じゃなかったから少しずつ前を向けるようになったんです。』


りょう『何かをしてくれた訳じゃなくて…ただ側にいて僕の話を聞いてくれて…それだけでも僕にとってはすごく支えになりました。』


りょう『きっと友達も今はすごい苦しくて誰かに助けを求めたくてもどうしたらいいのか分からない状態だと思います。なので、そんな時こそトシオさんが友達の側にいて支えてあげたら…それだけでもいいと思います。』


聖輝「…僕の体験談を教えたけど…このアドバイスちゃんと役に立つかな…」


〜♪


しばらくすると、トシオさんから返信が来た。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ