
CHOCO❤︎LAVE
第5章 トシオさん
聖輝「はぁ…藍子さんすごかったなぁ…」
最後の方泣きながら嵐について語ってたもんなぁ…
ジャニヲタってすごいなぁ…
聖輝「そうだ、トシオさんに連絡しないと。」
僕はチャットアプリを開いた。
トシオ『今日もお疲れ様。』
20時頃にトシオさんからチャットが来ていた。
りょう『お疲れ様です!今日はバイト先の先輩達とご飯食べに行ってました。』
返事を返すと、すぐにトシオさんから連絡が来た。
トシオ『そっか、美味しいもの食べてきたんだね。』
りょう『はい、焼肉ごちそうになりました!』
トシオ『いいなぁ、焼肉…僕も食べたい🥺』
りょう『美味しかったです😍』
トシオ『りょうくんの話の中で時々バイト先の人が出てくるけど、仲良しなんだね。』
りょう『はい、皆さんすごい優しくて色々教えてくれるので一緒にいると楽しいです!』
トシオ『いいなぁ〜、そういう話を聞くと学生らしくて青春してるな〜って思うよ。』
聖輝「青春…」
僕って青春してるのかな…
少なくとも高校時代は全然だったけど…
りょう『トシオさんは青春してましたか?』
トシオ『いや、僕は社交的じゃないから全然だったね。』
社交的じゃない感じには見えないんだよなぁ…
りょう『そうなんですか?トシオさんモテそうなのに…』
トシオ『全然モテなかったよ(T ^ T)』
りょう『本当ですか?あっ、じゃあ今はモテ期来てるんじゃないですか?』
トシオ『うーん…学生時代よりかはね。』
りょう『やっぱり!トシオさん魅力的だから絶対女性から人気あると思ってたんですよ!』
トシオ『随分僕のこと推してくれるんだね。』
りょう『もちろんですよ!だってトシオさんはいい人ですから!』
優しいし、紳士的だし、時には子どもみたいに面白くなるし…
少なくとも僕よりかは絶対にモテるだろう…
それからしばらくして、トシオさんから返事が返ってきた。
トシオ『突然だけど…僕の話を聞いてほしい。』
何だろう…
急に真剣な感じになったけど…
もしかしてちょっと嫌な思いさせちゃったかな…
りょう『はい、何ですか?』
僕は少しドキドキしながら返事を返した。
