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CHOCO❤︎LAVE

第5章 トシオさん



〜♪


トシオ『ありがとう。まさかオッケーしてくれると思わなかったからすごく嬉しいよ。』


りょう『いえいえ、トシオさんだったら信用できると思ったので。』


トシオ『良かった…おじさん頑張った甲斐があったよ😂』


りょう『おじさんって笑』


トシオ『だって僕33だよ?りょうくんと15も離れてるんだもん。』


りょう『15歳年上は…確かにおじさんですね笑』


トシオ『でしょ?』


聖輝「トシオさんは15歳年上の人…」


一体どんな人なんだろう…


ドラマに出てきそうなジェントルマンなイメージがあるけど…


〜♪


トシオ『りょうくん、今週の金曜日って空いてるかな?』


聖輝「今週の金曜日は…バイトなし!」


りょう『はい、空いていますよ。』


トシオ『良かった、じゃあ…赤がよく似合う場所に威二つ時で。』


聖輝「えっ?」


赤がよく似合う場所に威二つ時?


何これ…何かの呪文?


りょう『あの…これは一体…』


トシオ『賢くて頭の柔らかいりょうくんならきっと分かるよ。』


聖輝「えっ?」


りょう『いや、全く分からないのですが…』


トシオ『ごめんね、アプリの事信用してないから暗号で待ち合わせを伝えてみた。』


りょう『暗号…ですか?』


トシオ『ごめんね、疑り深い性格で…分からなかったらヒント出すから。』


赤がよく似合う…


威二つ時…


りょう『いえ、できる限り自分の頭で頑張って解いてみせます!』


トシオ『おっ、さすが現役学生!』


りょう『頑張ります!』


こうして、僕はトシオさんと会う約束をした。

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