
愛が、はじまるとき 「改訂版」
第1章 愛が、はじまるとき 「改訂版」
18
それなのに、満さんは、また少し入ったかと思うと、そこで止まる。
「ねぇ」
「なにが?」
「恥ずかしい、
言わせないで」
「言ってみて」
「イヤ、
イヤ」
「言わないと、
ここで、
止めておくよ」
「もう、
いじわるしないで」
「だから、
言って」
「お願いです。
ぜんぶを、
ください」
「もうちょっと、
待ったほうが、
気持ちよくなるよ」
「イヤ、
イヤ、
ねぇ、
はやく、
ほしい」
「ほしいと、
言ってくれたね。
恥ずかしかったね。
ごめんね」
と言って、やっと、ぜんぶ入ってくれた。
わたしは、嬉しいと言って、満さんに、しがみついた。
それなのに、満さんは、また少し入ったかと思うと、そこで止まる。
「ねぇ」
「なにが?」
「恥ずかしい、
言わせないで」
「言ってみて」
「イヤ、
イヤ」
「言わないと、
ここで、
止めておくよ」
「もう、
いじわるしないで」
「だから、
言って」
「お願いです。
ぜんぶを、
ください」
「もうちょっと、
待ったほうが、
気持ちよくなるよ」
「イヤ、
イヤ、
ねぇ、
はやく、
ほしい」
「ほしいと、
言ってくれたね。
恥ずかしかったね。
ごめんね」
と言って、やっと、ぜんぶ入ってくれた。
わたしは、嬉しいと言って、満さんに、しがみついた。
