愛って、ほんとにいいものですね 「改訂版」
第1章 愛って、ほんとにいいものですね
10
「でも、
わたし、
やっぱり、
代わりは、
イヤ」
「えっ」
「わたしを、
この、めぐみを、
愛してください」
「わかった。
そこまで言われて、
愛さないのは、
かえって、
めぐみちゃんに、
失礼だ」
「そうですよ」
「ただ、
きょうは、
予防品がないから、
この次にしよう」
「いいんです。
わたし、
おじさまを、
直接感じたいの」
「それは、
駄目だ」
「わたし、
調べてきたんです。
安全な日なんです」
「いや、
駄目だ」
「でも、
わたし、
やっぱり、
代わりは、
イヤ」
「えっ」
「わたしを、
この、めぐみを、
愛してください」
「わかった。
そこまで言われて、
愛さないのは、
かえって、
めぐみちゃんに、
失礼だ」
「そうですよ」
「ただ、
きょうは、
予防品がないから、
この次にしよう」
「いいんです。
わたし、
おじさまを、
直接感じたいの」
「それは、
駄目だ」
「わたし、
調べてきたんです。
安全な日なんです」
「いや、
駄目だ」