愛って、ほんとにいいものですね 「改訂版」
第1章 愛って、ほんとにいいものですね
11
「子どもができたら、
わたし、
産みます。
そして、
おじさまの、
分身として、
育てます」
「そこまで」
「はい。
おじさまが、
好きです」
「じゃあ、
安全な日というのは」
「それは、本当です。
そのほうが、
おじさまが、
安心して、
愛してくださると思って、
きょう、
言ったんです」
「わかった。
もう、
何も言わなくていいよ」
「はい」
清潔にして、わたしを愛したいからと、シャワーを浴びるとおっしゃいました。
「めぐみちゃん、
先に、浴びて。
そのあいだ、
布団を敷いておくから」
「子どもができたら、
わたし、
産みます。
そして、
おじさまの、
分身として、
育てます」
「そこまで」
「はい。
おじさまが、
好きです」
「じゃあ、
安全な日というのは」
「それは、本当です。
そのほうが、
おじさまが、
安心して、
愛してくださると思って、
きょう、
言ったんです」
「わかった。
もう、
何も言わなくていいよ」
「はい」
清潔にして、わたしを愛したいからと、シャワーを浴びるとおっしゃいました。
「めぐみちゃん、
先に、浴びて。
そのあいだ、
布団を敷いておくから」