愛って、ほんとにいいものですね 「改訂版」
第1章 愛って、ほんとにいいものですね
9
「おじさま。
あの…
わたしを
代わりに…」
「えっ」
「わたし、
めぐみです」
「でも、
そんな」
「わたし、
大おばさんも、
可哀想と、
思うんです」
「恵も?」
「はい。
大おばさんも、
おじさまと、
愛しあいたかった、
と、思っていたと思います。」
「うん」
「そう思ったら、
わたし、
わたしを代わりにして、
愛してほしいなと…」
「だけど」
「それだけではありません。
わたし、
おじさまが、
好きですから…」
「私も、
めぐみちゃんが、
好きだけど…」
「好きです。
おじさま、
愛してください」
と言って、おじさまに、抱きつきました。
「おじさま。
あの…
わたしを
代わりに…」
「えっ」
「わたし、
めぐみです」
「でも、
そんな」
「わたし、
大おばさんも、
可哀想と、
思うんです」
「恵も?」
「はい。
大おばさんも、
おじさまと、
愛しあいたかった、
と、思っていたと思います。」
「うん」
「そう思ったら、
わたし、
わたしを代わりにして、
愛してほしいなと…」
「だけど」
「それだけではありません。
わたし、
おじさまが、
好きですから…」
「私も、
めぐみちゃんが、
好きだけど…」
「好きです。
おじさま、
愛してください」
と言って、おじさまに、抱きつきました。