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愛って、ほんとにいいものですね 「改訂版」

第1章 愛って、ほんとにいいものですね

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 おじさまは、運ばれててきた、紅茶とコーヒーを飲む前に、名刺を渡してくださいました。
 「私は、小野光といいます。
  私の知っている人も、
  めぐみさんというので、
  あなたの名前を聞いたとき、
  驚いたんです。
  それに、
  あなたが、
  その人に、あまりにも、
  よく似ているので、
  びっくりしているんです。
  その人は、
  一文字の恵さん、
  というのですが、
  漢字は嫌いと、
  サインも、
  めぐみと書いていました。
  あぁ、すこししゃべりすぎですね」
 「はい。
  あっ、
  いえ」
 おじさまは、また、にこっと、お笑いになりました。

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