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愛はあふれる 「改訂版」

第1章 愛はあふれる

         16

 5日目。
 きょうは、優さんの家にお泊り。
 優さんと一緒に、風呂にも入った。
 浴槽の中では、優さんの膝のうえに乗って、抱きあっていた。
優さんが、からだを洗ってくれたあと、あたしのあそこも、洗ってくれた。
 ボディソープを使わずに、お湯をかえながら、あたしのあそこを、優しく丁寧に洗ってくれるものだから、
 「優さん
  ダメ
  感じちゃう」
 「不感症だと
  言っていたのに
  感じやすい
  優希に
  なった」
 「優さんの
  おかげだよ」
布団に寝ると、優さんが、からだ中を舐めてくれた。
 それこそ、おでこから足の指までを、舐めてくれる。
 そして、キスをしてくれながら、おっぱいを優しく撫でてくれる。
 乳首も、舌と唇で愛撫をしてくれた。
 あたしは、
 「優さん
  気持ちいい」
  と言いながら、優さんにしがみついていった。
 そのあと、あそこを舐め、クリトリスも舐めてくれたのだけど、気持ちよくて気持ちよくて、あたしは声も出なくて、ただもう、しくしくと泣いていただけだった。
 叫ぶこともできないほど、気持ちよすぎるからだ。
 優さんが、舐めるのをやめて、あたしを抱いてくれてからも、優さんにしがみついて、しくしくと泣きつづけた。
 あまりにも気持ちよかったのと、嬉しいのとがまざりあって、泣かずにはおれなかったのだ。

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