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愛はあふれる 「改訂版」

第1章 愛はあふれる

         6

 2日目。
 「優希ちゃん
  ブラジャーを
  はずして
  Tシャツと
  パンティだけで
  寝てくれる?」
 きょうは、そんなに恥ずかしくはなかった。
 優さんが、優しくしてくれるとわかったからだ。
 恥ずかしくはないけれど、ドキドキはしていた。
 だって、Tシャツとパンティだけだもの。
 きのうと同じように、あたしの全身を撫でてくれる。
 優さんが、Tシャツの下から手を入れて、おっぱいを撫ではじめたときは、ほんとにドキドキして、優さんに抱きついた。
 ブラジャーをはずしたので、たぶん直接撫でるだろうなと思っていたが、あたしが思っていたのとは、すこし違った。
 おっぱいを揉むのではなく、てのひらというより指を揃えて、撫でてくれる。
 そしてその指が、ときどき乳首に触れる。
 偶然に触れてしまったかのように。
 その偶然が何回も重なり、乳首だけを撫ではじめた。
 気持ちいい。
 Tシャツが邪魔して、うまく撫でられないみたい。
 Tシャツを、脱ぎたくなった。
 乳首を撫でながら、キスしてくれた。
 キスのとき、舌を入れるということを、はじめて知った。
 優さんの舌が、あたしの舌に、
 「さあ
  仲良くしよう」
 と言ってるようで、優さんの舌のまわりをペロペロした。
 キスにいい気持ちになっていたら、優さんの手が、パンティのうえから、あたしのあそこを、撫ではじめた。
 気持ちいい。
 あたしは、気持ちよくなれるんだと、嬉しくなった。
 だから、優さんの手がパンティの中に入ってきたときには、自然に足をひろげていた。

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