異常性愛【BL】
第1章 1
𓇼𓆡𓆉
――私は其の通りの行動をした。
元々客が少ない和風の居酒屋に通され、個室で軽い酒を幾つか飲んだ後、重い酒を頼み、榊原に自身がサイコパスである。と打ち明けた。榊原は――。
唯、黙って聞いていた。
しかも異様に悪い目付きで、だ。
反応が読めず私は榊原に酒を進めた。御前も何か話せと、そう急かすように。
榊原は異常に重たい酒をショットで頼む様になり、私も飲んだ。此の辺りから意識が混濁し、トイレに立つことも多くなった。
そして榊原に言われたのだ。
「すっかり出来上がってますね、大丈夫ですか? うちによく効く酔い止めがありますので行きましょう」
酔いで思考も鈍り、私は「助かる」等と告げ、此奴の家に上がり――。
睡眠薬と酒を更に飲まされ、昏睡状態になりながらもベラベラと喋ったようだ。彼奴から質問される通りに――。
こんな事をされれば死にかねないのだが、そんな文句を此奴に今言っても通用はしないだろう。兎に角、私は喋ってしまった。
――ありとあらゆることを、だ。
――私は其の通りの行動をした。
元々客が少ない和風の居酒屋に通され、個室で軽い酒を幾つか飲んだ後、重い酒を頼み、榊原に自身がサイコパスである。と打ち明けた。榊原は――。
唯、黙って聞いていた。
しかも異様に悪い目付きで、だ。
反応が読めず私は榊原に酒を進めた。御前も何か話せと、そう急かすように。
榊原は異常に重たい酒をショットで頼む様になり、私も飲んだ。此の辺りから意識が混濁し、トイレに立つことも多くなった。
そして榊原に言われたのだ。
「すっかり出来上がってますね、大丈夫ですか? うちによく効く酔い止めがありますので行きましょう」
酔いで思考も鈍り、私は「助かる」等と告げ、此奴の家に上がり――。
睡眠薬と酒を更に飲まされ、昏睡状態になりながらもベラベラと喋ったようだ。彼奴から質問される通りに――。
こんな事をされれば死にかねないのだが、そんな文句を此奴に今言っても通用はしないだろう。兎に角、私は喋ってしまった。
――ありとあらゆることを、だ。