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ヌードモデルと緊急事態

第4章 縛られて

そしてこれが、「私生活に役立った仕事」の最初となった。

もはや初体験から3ヶ月ほどとなり、彼とはすんなりと体を重ねられるようになった。
平均して週に2回のセックスが幸せな癒しの行為とになっていたが、
どうしてもスムーズすぎて新鮮味がなくなっていく。

私が夕食の後片付けをしている間、彼がシャワーを浴び、パジャマ姿で出てくる。
入れ替わりに私がシャワーを使い、バスタオル巻きで出てくる。

違うのは、
その姿で軽くお酒を飲むか飲まないか。
バスタオルの下が全裸か下着ぐらいは着けてるか。
そのバスタオルをいつ落とされるか。
──ぐらいだった。

一度だけ、ブラジャーをしているのにショーツは無しという冒険をしてみたが、恥ずかしいだけだった。

だけど、今夜は──

私は普段着のままで、仰向けの大の字でベッドに縛り付けられていた。

手首と足首は縄に引っ張られ、短いスカートはめくれ下着が覗いていた。

そんなみじめな姿から私は犯されるのだ。

黒いブリーフ一枚の彼が私にのしかかり、ハンカチを口に押し込んだ。猿ぐつわ──怖かった。

ブラウスの襟に彼の手がかかり、思い切り広げた。布が裂ける音。ちぎれ飛ぶボタン。

破られてもいい服を着てのレイプごっこなのに、猿ぐつわの下の悲鳴は本物だった。

それから、ハサミの出番。縦横にハサミが動き回り、ブラジャーだけの上半身を完全に露出させてしまった。

くぐもった悲鳴をあげ続けても、何の役にも立たず、
やがてブラジャーも断片にされ床に捨てられた。

裸の上半身には愛撫はなく、攻撃は下に移った。

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