テキストサイズ

ヌードモデルと感謝の形

第2章 脱衣します


上半身が起こされた。

そして、器用にもブラウス越しにブラのバックホックが外された。
中学生のときにされたイタズラを思い出した。

ブラをゆるめた彼は、またそっと私を横にしようとする。

そうされる前に私は急いでブラウスのボタンを外した。

あっという間に上半身を脱ぎ去った私。
見つめる彼。
自然にキスした。

そのまま、彼の手を乳房に導いた。

彼とつながっているところを増やしたかった。

私は自分で脱いでいった。

下着一枚だけの姿になって、処女ではないこと、恋人がいることを告白した。
そして、ヌードモデルだから裸を見られることに慣れていることも。

──でも、モデルさんでも「見せていい下着」は穿いてるんでしょう。

私を横にして布団をかけながら、彼が言った。
今穿いているのが「見てはいけないショーツ」だから、隠しますよというように。

ああ、一般には、やっぱりそういう認識なんだ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ