無表情の宇野くんA
第59章 私とメール友達。
家に帰った後、五味さんと大毛さんからメールが八件も来ていました。
まず、五味さんはこう。
『今日はありがとう。楽しかったよ。また一緒に遊びに行こうね』
続いて大毛さんから、
『今日はありがとう。こちらも楽しかった。二人が来てくれて宇野も喜んでいたと思う』
続いてまた五味さんから、
『本当に?それは良かった。大毛さん水着似合っててかっこよかったよ』
また大毛さん。
『あんまり男の水着褒めるって聞いたことないけど、ありがとう。五味さんも似合っていたよ』
また五味さん。
『それ、えっちな意味?』
大毛さん
『違う違う、純粋に褒めてるんだ。そんなこと送ったら宇野になにされるかわからない』
『わかってるよ、大毛さんいい人だもの、そんな意味で言わないって。ありがとう、嬉しい』
『わかってもらえたなら嬉しい。ところで五味さん、宮下草薙について知っていることがあったら教えてくれないか?」
一斉送信ではなく、私宛のメールで二人がやりとりをしていた。
私は人のメールを読める能力を手に入れたのだろうか。というかこんなに送ってくる前に送り先に気づけよ。
まず、五味さんはこう。
『今日はありがとう。楽しかったよ。また一緒に遊びに行こうね』
続いて大毛さんから、
『今日はありがとう。こちらも楽しかった。二人が来てくれて宇野も喜んでいたと思う』
続いてまた五味さんから、
『本当に?それは良かった。大毛さん水着似合っててかっこよかったよ』
また大毛さん。
『あんまり男の水着褒めるって聞いたことないけど、ありがとう。五味さんも似合っていたよ』
また五味さん。
『それ、えっちな意味?』
大毛さん
『違う違う、純粋に褒めてるんだ。そんなこと送ったら宇野になにされるかわからない』
『わかってるよ、大毛さんいい人だもの、そんな意味で言わないって。ありがとう、嬉しい』
『わかってもらえたなら嬉しい。ところで五味さん、宮下草薙について知っていることがあったら教えてくれないか?」
一斉送信ではなく、私宛のメールで二人がやりとりをしていた。
私は人のメールを読める能力を手に入れたのだろうか。というかこんなに送ってくる前に送り先に気づけよ。