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ひな*恋 ~それは、誰にも言えない秘密の三角関係

第32章 あれから7年、経ちました…!(オマケ)

「ひなぁ、そんなんじゃなくて何?
言ってくれなきゃ俺、心配だよ」


「慎吾くん…っ」



いつもマイペースで私の方が振り回されちゃう。

なのに私の事はちゃんと気遣ってくれていて、今みたいにちょっとため息ついただけで心配だなんて、そこはかわいくてキュンとしちゃうかもしれないね。


私は早く不安を消してあげたくて、慎吾くんのほっぺたに手を添えると、そのまま自分の顔を近寄せてチョンと唇を合わせた。



「あ……エヘヘっ
早くキス、したかったから」



ちょっと強引な後付けだったかな?

でもだって、慎吾くんに本当の事なんて言えないんだもん。


そんなに子ども扱いしたら、失礼かもしれないもんね。


なのに…

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