ひな*恋 ~それは、誰にも言えない秘密の三角関係
第5章 私だって美味しいものは作りたいんです!
今日は花の金曜日!
そんな日のデパ地下は、休日の前日だからと浮かれた人たちが楽をしようと惣菜を買って帰る人が多いものだと、小山さんが言っていた。
なので陳列棚も少し早い時間から選り取り見取りの惣菜をズラリと並べた。
もちろんその中には、私の作ったサラダも並んでいる。
「すいません、会計いいですか?」
「あ、はい!
ありがとうございまーす」
早速できたての惣菜を持って、レジに来たお客さんだ。
そんな持ってきた惣菜の中には、私の作ったサラダもちゃんと入っていた。
──『…うちのサラダは、そのままで人気商品だ。
それを目的に買いに来てくれるお客さんだっているのに、勝手にアレンジを加えたらクレームのもとになりかねん』
ふむ。
何やかんや言っても、久保店長の言う事は的を射ているんだよね。
小山さんはどっちかって言うと主観的な意見を言う人だけど、そこはやっぱり久保店長はさすが店長かなって思えてきた。
そんな日のデパ地下は、休日の前日だからと浮かれた人たちが楽をしようと惣菜を買って帰る人が多いものだと、小山さんが言っていた。
なので陳列棚も少し早い時間から選り取り見取りの惣菜をズラリと並べた。
もちろんその中には、私の作ったサラダも並んでいる。
「すいません、会計いいですか?」
「あ、はい!
ありがとうございまーす」
早速できたての惣菜を持って、レジに来たお客さんだ。
そんな持ってきた惣菜の中には、私の作ったサラダもちゃんと入っていた。
──『…うちのサラダは、そのままで人気商品だ。
それを目的に買いに来てくれるお客さんだっているのに、勝手にアレンジを加えたらクレームのもとになりかねん』
ふむ。
何やかんや言っても、久保店長の言う事は的を射ているんだよね。
小山さんはどっちかって言うと主観的な意見を言う人だけど、そこはやっぱり久保店長はさすが店長かなって思えてきた。