無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

　もちろん、このあとは下腹から秘部へとロープをじりじりと這わせていくのだが、目隠ししている妻をちょっといじめてあげたくて、こんなふうに焦らすのだ。

　どうやら僕のくわだてどおり焦らされた妻はそれだけで感じてしまったらしく、自分の体の反応を僕にわからせまいとして、ひざ頭をすり合わせているらしい。



　あまり素直に気持ちを表せないのは、僕らの悪いところだね。

　だからさ、たまに訪れるこんな時くらいは、素直になろう？

　浮気をほのめかす演技も、
　浮気を嫌がる嫉妬も、
　虐めたがる欲望も、
　虐めてほしい願望も、

　すべては、僕らが愛しあってる証拠なんだから……