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天気師の少年

第3章 気象系アイドルユニット誕生

イベントやお祭りに呼ばれることも多くなった。

お天気お姉さんを呼ぶと必ず天気になるので、お祭りやイベントの主催者や楽しみにしている人たちにとっては大歓迎なアイドルさんである。

フーミンはファンの間で清らか、神聖、処女と噂されて絶対に汚してはならないと崇められた。
ファンの人たちは天気を自由に操ることができる巫女の力は汚れたら消えてしまうと信じられていたのだ。

イベントに向かう途中で雨藍が急に吹き出してクスクスと笑いだした。

「どうしたの?」

「だって、フーミンって汚しちゃいけない神聖な巫女さんって信じられてるのに、その実態は頭の中はエッチなことでいっぱいで毎晩オナニーしてるような汚れまくりの変態くんなんだもん」

と雨藍は本当に愉快そうに笑った。

「ど、どうして毎晩オナニーしてることを知ってるの?ま、まさかお風呂を覗いたり聞き耳立てたりしてるワケ?」と風海は動揺した。

「バカ、そんなことするワケないでしょ。このところ毎晩お風呂の時間が長いと思ったらやっぱりオナニーしてたか」と雨藍はまた愉快そうに笑った。

風海はお風呂に入るのが早いのに、時々長い時があったので、オナニーでもしてるのかと思ったら、このところは毎日お風呂が長いと指摘された。

的確な指摘に風海は顔を真っ赤にして恥じらった。お風呂のことは全く気がつかなかった。完全に盲点だった。

共同生活を始めたばかりの頃は緊張してというか女のコの家でオナニーなんてする罪悪感もあって、可能な限り控えていたのだが、このところは気が緩んで毎日のようにオナニーをしてしまっていた。

そうか、長く風呂に入ってるってことは、オナニー中ですよと言っているようなものなのか。
こうなったらみこすりで済ませるしかないか。でも、それではもったいし、寂しい。せっかく可愛い女のコをオカズに使うんだから至福の時間を楽しんでいたい。

オナニーをしない日もあったが、チンコを洗ってシャワーで流す時にシャワーの刺激で果ててしまったので、結局は毎日出してはいる。

そんなに毎日毎日よくいっぱい出るものだと自分のチンコを憎らしく思ったりもするが、日々溜まっていくのが男というものだから仕方がない。

オナニーは2日とか3日おきにしておいてシャワーの刺激で出すのも悪くはないが、やっぱりちゃんとオナニーしたい気持ちは強い。

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