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君と僕の世界(嵐)

第2章 お忍びハワイ旅行

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翔「ごめん、おまたせ」

雅紀「…あー…」

智「…。」

潤「…ぜんぜん…へーき…」


和也「ふふっ」

翔ちゃんと二人きりになった瞬間、
さっきまでの怒りは嘘みたいに消えた。

翔『ごめんねかず…愛してる…』

甘い言葉とたくさんのキス、
俺にはこれだけあれば十分なのだ。

潤「ニノはもう…大丈夫なの…?」

和也「まあ、しかたなく許してあげたってとこかな」

なんてくだらないことでイライラしてたんだろう。
今日も翔ちゃんが隣にいる、それだけで俺の人生は薔薇色じゃないか!

智「絶対嘘だよ、ニヤニヤしてるもん」

雅紀「仲良しに戻ったね〜」

潤「ほんとニノって…チョロいな…」

翔「ささ、ごめんごめん。話戻そうか」

潤「アンタもすげえよ、何事も無かったかのように振る舞うんだね…まあいいけどさ」

俺たちはさっきまでと同じ定位置に腰を下ろした。
隣にいたリーダーが「なにしてたの?」と耳打ちしてくる。…そんなの言えない。あの顔は俺だけが知ってればいいのだから。

翔「そいえばさ、3人はどこに行ったの?…まだ聞いてなかったよね」

雅紀「あー、2人のことが気になりすぎて話題にもならなかったね。ごめんごめん」

潤「どこに行った…っていうか、車借りてグルグル回ってたんだ。観光地とかも行ったよね」

翔「その手があったか〜…。俺たち馬鹿正直に電車乗ってたわ〜」

智「ずっと潤くんが運転してくれた。かっこよかった」

潤「なんだよいきなり、気持ち悪いな」

和也「リーダーも酔ってる?」

智「あ゛ーー…酔ってるかも…へへ」

リーダーは酔うといつにもましてふにゃふにゃになる。そんで、俺たちにベタベタになる。で、泣き出す。

智「潤くんはほんっとにかっこいいよ、俺、女だったら潤くんと付き合ってたと思う」

雅紀「好きになってた とかじゃなくて付き合ってた なのね。松潤に拒否権ないのね」

智「拒否権なんてないよ」

なんかこれ本気で言ってない…?
どうやら翔ちゃんも同じことを考えていたようで
泳ぐ視線がぶつかった。

潤「俺のどこがいいのよ。リーダーと俺って真逆じゃない?」

智「え〜ふふ、それがいいんじゃん。いつも俺の事引っ張ってくれてありがとう〜」

潤「おいおいなんで抱きついてくるんだよ〜」


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