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君と僕の世界(嵐)

第3章 ♡ 雨の日の喧嘩


翔「かずが一生懸命気持ち伝えてくれて…うれしい。」

和也「…へへ…っ」

翔ちゃんの暖かい手が俺の頭を優しく撫でた。
久しぶりの感覚に思わず照れてしまう。
これだけで十分、翔ちゃん充電満タンだ。

翔「これからも一緒にいようね」

和也「もちろん…。ありがとう。翔ちゃん。」

こんな俺を許してくれて、真剣に考えてくれて。
嫉妬した俺が悪いのに…一生懸命謝ってくれて…
俺ももっと謝らなきゃ、感謝を伝えなきゃ、
そう思ったのに

和也「んぅ…っ」

開こうとした口はすでに翔ちゃんの唇で塞がれていた。

翔「ん…ふっ…」

息が出来ないくらい深いキス。
俺の心がゆっくりと翔ちゃんに落ちていくような感覚があって
だんだんと頭の中は翔ちゃんのことだけでいっぱいになっていく。

和也「ん…っ…はぁっ…」

濡れた唇を離すと
俺たちの唾液が1本の糸を引いた。
翔ちゃんはそれごと舐めとるようにして
さっきよりも深く激しいキスで俺をソファに押し倒した。

和也「んっ…!」

まるでケモノ
…だけどその表情は自分の欲望と葛藤しているようだった。

翔「かず…っ…我慢、できない…っ」

ぐちゃぐちゃになった唇で力なくそう呟く。


喧嘩の後のエッチなんて、上手く乗せられてるだけだって思うかもしれない。
…だけど彼は違う。
心から俺を求めてて、俺に触れたくて触れたくて仕方がないのだ。そのダイアモンドのように輝く潤んだ瞳を見ればわかる。


和也「俺だって…我慢してたんだ……っ」

和也「はやく…きて…っ…!」


でも俺だってそれは同じで。
貴方に…翔ちゃんに…身体中触って欲しくてたまらない。



翔「……手加減できねえから」


和也「ん…っ!」


理性がぶっ飛んだように翔ちゃんは俺の身体に顔を埋めた。
まずは、耳元から首筋をべっとりと舌でなぞっていく。俺は首筋が一番の弱点で、大好きな翔ちゃんに少し触られただけでまるで身体に電流が走ったように痺れてしまう。
反射的に仰け反る俺の身体を押さえつけるようにして、じっくりと、俺の反応を楽しんでいた。

翔「かず…かわいい…っ…かわいい…っ」

翔ちゃんの唾液で濡れた部分は
まるで媚薬でも垂らしたかのように熱く感度を増した。翔ちゃんがなにか囁く度、その暖かい吐息で俺の身体は必要以上にビクンと跳ねる。

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