
君と僕の世界(嵐)
第3章 ♡ 雨の日の喧嘩
和也「んん゛ぁっ//」
今度はお留守な右手を俺の下半身を這わさせると、ズボンの上から大きくなった俺のソレを擦りあげる。そうされることで、俺は自分の愛液がお気に入りのスウェットにまで染み付いてしまっていることを知った。
…まあそんなの どうだっていい。
翔「我慢汁出まくりじゃん。ふふ、かわいっ」
そういう自分だって目の前の乱れる俺に興奮して指先に焦りが見えている。それを隠そうと平然に振る舞うその態度が、櫻井翔 という人間が俺らとなんら変わらぬ欲にまみれた人間であることを思い知らせ、それがとても官能的に思えた。
和也「ん…ふぅ…っ」
思わず声が漏れたのと同時に、翔ちゃんは男らしい指先で焦らしながらゆっくりとズボンを下ろしていく。腰まできたところで、我慢できなくなったのか今度は焦らすことなく下着の中で張り詰めた俺のソレを取り出した。
和也「んっ」
触られたことが分かると
俺のソレはまたビクンと強く反応する。
何度経験したって慣れない感覚。あのかっこよくて、完璧で、大好きな翔ちゃんが俺のソレを故意にそれも直接触っているのだ。
翔「ふぅ…っまだ、はじまったばっかなのに…こんなんで大丈夫?」
情欲にまみれた吐息混じりの言葉を漏らすと
ソレの先から滲み出ている愛液を指先でその先端に塗り広げた。
和也「だいじょ…っん…っふふっ」
貴方はまだ本気じゃない。
俺は欲望のまま乱れる姿が見たくて、おちょくるように笑ってみせる。それにまんまと乗るように、翔ちゃんは目にかかる前髪をかきあげた。
翔「余裕じゃん」
さあ、貴方が俺を求め狂うその姿を見せてくれ。…そう意気込んだのもつかの間。微熱を帯びた指先が俺の中へと押し込まれていく感覚に俺は思わず腰をくねらせた。
翔「いつまで生意気なこと言ってられるかなあ」
自分が思っていた以上にもう俺の中はトロトロに蕩けていて
翔ちゃんのモノがほしくてたまらないこの気持ちと比例しているようだ。
