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君と僕の世界(嵐)

第3章 ♡ 雨の日の喧嘩


ゆっくりと翔ちゃんが押し込まれていく。
俺の中の体液が一気に溢れ出るのがわかった。

翔「はぁ…っ」

奥まで突いたところで、
翔ちゃんはうっとりととピンク色の息を漏らす。



翔「かず、痛くない…っ?」



和也「ん…っへい…きっ」



翔ちゃんは無気力な俺の腕を掴み、襷がけにした。
色っぽく仕上がったその顔がぐっと近くなる。


翔「…動くよ」


そう言って俺の乱れた前髪を無造作にかきあげると深いキスで息をとめる。
そこから一気に翔ちゃんの腰は激しくピストンをはじめた。

和也「あ…っ!んんっ//」

思わず甲高い甘い声が唇の隙間から漏れる。
もう止めることなんて出来ない。

俺の中は自分でもわかるほど、
ビクビクと断続的に翔ちゃんをきつく締め付けていた。


翔「んはぁ…っ!かず、かわいい…っ」


苦しいくらいの快楽。
精神的にも、身体的にもだ。

抱かれることで心の隙間を埋めてきた俺には、
もう翔ちゃんの愛撫なしでは生きていけないんじゃないか
朦朧とした頭でそんなことさえ考えてしまうほどの快感でかつ、幸せ。

それは世界中の誰よりも翔ちゃんと一番近く
触れ合える時間だから。


和也「しょ…ちゃ…っ!」

翔「んっ?…なぁに…んっかずっ」


普段は恥ずかしくて言えないことも
ベッドの上だと勢い任せに素直になれる気がして
荒れた息で必死に言葉を紡いだ。

和也「俺のこと…っすきっ…てっ…いって…!」

翔「ん…すきっだよ」

和也「もっ、と…!ちゃんとっ!」

翔「かずは?んぅ…っ、かずが、答えられたら…ったくさん好きって、いってあげるよ…っ」

和也「んあっ!…はぁ…っ!」


息をするのがやっとな俺に
翔ちゃんはニタリと笑って見せた。

ステージではキラキラプリンスな彼、
だけどベッドの上では獣性剥き出しのサディストなのだ。

だけどそんな彼の言葉にソレを引くつかせる俺も
彼だけに従順なマゾヒストなのかもしれない。


和也「すき…‪っ!翔ちゃ、が…っ!すき…っ!」

翔「もっと…っ!」

和也「すきぃ…っ!だいすき…っ!」

和也「だいすき…っ…はぁ…っしょちゃ…っ!」

和也「俺のこと…っ!翔ちゃっ、だけのものに、して…っ!」

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