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ヌードモデル志願

第2章 ヌードの実践

私の裸なんか描いても勉強になりませんよ。

友子はそう答えたが、そこを説得できなきゃヌードモデルはつとまらない。

友子は陥ちた。


そういうわけで、さらに後日、
私に説得された友子と、友子に説得された絵美が喫茶店に来た。

すでにオーナーの許可はとってある。2階に上がった。

部屋にはココアとクッキーが用意してあって、しばらく3人で女子会した。

──そろそろ、いいかな。

友子みずからが言い、立ち上がる。

制服のシャツを脱ぐと、下には何も着けていなかった。
スカートも同じで……あっさり友子はソックスだけになった。

下着はバッグにでも入れて、ノーパン・ノーブラで家を出てくるように指示したのは、もちろん私だ。
下着なしという異様なシチュが羞恥心を麻痺させるから、初心者はこれに限る。

最後にソックスを脱いだ友子は、
小さな声だったけど、確かに言った。

「ああ、気持ちいい」

友子を説得した際、最近で裸を見られた経験は?と質問したら、
夏祭りで浴衣を着たときぐらいしか思いつかないと回答した。

絵美の家に行き、絵美の母親に着付けてもらったという。友子→絵美の順序だった。

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