
Melting Sweet
第6章 Act.6☆
――衛也君よりもきっと、私の方が衛也君をずっと好きだったんだ……
衛也君を好きだと思っている自分を認めたくなかった。
四十路に手に届きそうな年増女が、十歳も年下の、しかも自分の部下に恋してしまったなんて情けないとしか言いようがない。
周りもきっと引いてしまう。
だから、知らず知らずのうちに衛也君への想いを封印してしまったのだ。
「あ……んんっ……衛也君……好き……あぁっ……」
「俺も……好きです……夕純……さ……っ……」
口内に塩辛い雫が落ちてきた。
うっすらと瞼を開けると、余裕のない衛也君から汗が滴っている。
私は両腕を伸ばし、衛也君の首の後ろに絡める。
このまま、本当に融けてしまいたい。
衛也君と、二度と離れられなくなるように。
祈るように私は強く思う。
衛也君の身動きがさらに激しくなった。
衛也君にありったけの愛を注がれ続けた私は、意識が朦朧としている。
「そろそろ……俺も……」
衛也君が強く腰を打ち付けてくる。
私も先ほどよりも強くしがみついた。
「あ……あんっ……わ……たし……も……あぁっ!」
「んっ……」
衛也君が微かに呻くと、律動が徐々に緩やかになる。
衛也君は呼吸を整えると、ゆっくりと私から男性器を抜き、すぐに後処理を始める。
そして、行為が終わってぐったりしていた私にも気付き、ティッシュを数枚引き出して、それで私の秘部を拭ってくれた。
「そこまでしなくても……」
「やらせて下さい」
私に有無を唱えさせず、黙々と拭き続ける。
ひとしきり綺麗にしてくれると、衛也君はティッシュをゴミ箱に捨て、私の隣に横になった。
衛也君を好きだと思っている自分を認めたくなかった。
四十路に手に届きそうな年増女が、十歳も年下の、しかも自分の部下に恋してしまったなんて情けないとしか言いようがない。
周りもきっと引いてしまう。
だから、知らず知らずのうちに衛也君への想いを封印してしまったのだ。
「あ……んんっ……衛也君……好き……あぁっ……」
「俺も……好きです……夕純……さ……っ……」
口内に塩辛い雫が落ちてきた。
うっすらと瞼を開けると、余裕のない衛也君から汗が滴っている。
私は両腕を伸ばし、衛也君の首の後ろに絡める。
このまま、本当に融けてしまいたい。
衛也君と、二度と離れられなくなるように。
祈るように私は強く思う。
衛也君の身動きがさらに激しくなった。
衛也君にありったけの愛を注がれ続けた私は、意識が朦朧としている。
「そろそろ……俺も……」
衛也君が強く腰を打ち付けてくる。
私も先ほどよりも強くしがみついた。
「あ……あんっ……わ……たし……も……あぁっ!」
「んっ……」
衛也君が微かに呻くと、律動が徐々に緩やかになる。
衛也君は呼吸を整えると、ゆっくりと私から男性器を抜き、すぐに後処理を始める。
そして、行為が終わってぐったりしていた私にも気付き、ティッシュを数枚引き出して、それで私の秘部を拭ってくれた。
「そこまでしなくても……」
「やらせて下さい」
私に有無を唱えさせず、黙々と拭き続ける。
ひとしきり綺麗にしてくれると、衛也君はティッシュをゴミ箱に捨て、私の隣に横になった。
