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一夫多妻な三姉妹

第5章  姉の愛情

「ねえ、シェアしよ」

私は何のことだかさっぱり分からず聞き返す。

「な、何?シェア?何を?」

姉は少し笑いながら、

「リョウよ。私は今済ませたから、次アンタの番。リョウにも了解させたから…3人でシェア」


姉の言う「シェア」とは《リョウ》のことだったのだ。

姉はリョウをどう言いくるめたのか、姉妹3人と性的関係に持つことを了解させた…。

姉は少しからかったような笑みを浮かべ、自分の部屋に歩き始めた。


私はその時の姉の真由子が、亡くなった母に見えた。

私はさっきまでどす黒い感情を抱いていたことを悔やみ、涙があふれた。

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