一夫多妻な三姉妹
第6章 異世界
本当は昨晩のリョウとのプレイの一部始終を姉と話し合いたいくらいに気分は高揚していたが、それはさすがに控えることにした。
「次は奈々ね!」
と、姉は動物のブリーダーのように冷静に、人間の恋愛では非常識なことを口にした。
「そうね…彼女も」
私は不思議と「リョウを独占したい」という感情はなく、反対に、自分が昨日経験した素晴らしい体験を妹にも味あわせたいという気持ちが生まれていた。
「奈々!奈々!」
と姉の真由子が妹を呼ぶ。
奈々は遠くから返事し、走ってこっちに走ってきた。奈々が近づくなり、姉は口火を切る。
「奈々、リョウのことどう思う?好きでしょ?」
それを聞いた奈々は赤面して、「なんで~?」と甘えた声を出す。
「私達ね…昨日リョウとやったんだ…それで…」
姉がそう言うと、奈々の顔色が激変する。
「なんでよお!自分たちばかりズルい!」
と涙を浮かべ、体をバタバタさせながらヒステリーを起こして叫ぶ。
「最後まで聞け!バカ!昨日は時間がなかったから2人でやめておいたんだよ。今日は奈々の番だから、1日リョウと楽しめ!」
はたから聞くととんでもないことだった。
これが男女反転していたら、下手をすると《犯罪》である。
しかし、私は姉の言葉にも現在の状況にも、これから予測できる未来にもまったく違和感を抱くことはなかった。
それを聞いた奈々は飛び上がるように喜ぶ。
私は妹のこの無邪気で純真で、少し抜けたところを可愛く思えた。
「次は奈々ね!」
と、姉は動物のブリーダーのように冷静に、人間の恋愛では非常識なことを口にした。
「そうね…彼女も」
私は不思議と「リョウを独占したい」という感情はなく、反対に、自分が昨日経験した素晴らしい体験を妹にも味あわせたいという気持ちが生まれていた。
「奈々!奈々!」
と姉の真由子が妹を呼ぶ。
奈々は遠くから返事し、走ってこっちに走ってきた。奈々が近づくなり、姉は口火を切る。
「奈々、リョウのことどう思う?好きでしょ?」
それを聞いた奈々は赤面して、「なんで~?」と甘えた声を出す。
「私達ね…昨日リョウとやったんだ…それで…」
姉がそう言うと、奈々の顔色が激変する。
「なんでよお!自分たちばかりズルい!」
と涙を浮かべ、体をバタバタさせながらヒステリーを起こして叫ぶ。
「最後まで聞け!バカ!昨日は時間がなかったから2人でやめておいたんだよ。今日は奈々の番だから、1日リョウと楽しめ!」
はたから聞くととんでもないことだった。
これが男女反転していたら、下手をすると《犯罪》である。
しかし、私は姉の言葉にも現在の状況にも、これから予測できる未来にもまったく違和感を抱くことはなかった。
それを聞いた奈々は飛び上がるように喜ぶ。
私は妹のこの無邪気で純真で、少し抜けたところを可愛く思えた。