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一夫多妻な三姉妹

第7章 変化

姉妹の漬物屋は地元商店街協会に加盟している。

また、地元なので近くの商店の2代目、3代目には同級生なども多い。

私達姉妹は「ブス」というだけで随分陰口を叩かれてきたし、今でもおそらくそうである。

また、姉の30歳を筆頭に、姉妹全部に恋愛経験がなかったことも、地元商店街の人間の格好の井戸端会議のネタにされていた。

私達姉妹には、過去に恋愛の小さなチャンスはいくらでもあった。

思春期の猛り狂うような性欲を抱えた男子なら、私達姉妹が遺伝で受け継いでいる大きな胸を見て欲情することもあったはずである。

私も実際に何度か男子と二人気になり、セックスをする寸前まで場が盛り上がったことはある。


しかし、地元の人間たち全体が感じている、私達姉妹への「ブス姉妹」というマイナスなブランドイメージが、欲情した男子の行動にストップをかけるのだった。

仮に私達姉妹の誰かとセックスをし、それが地元で広まると「漬物屋を抱いた男」として格が下がるのだろう。

「漬物屋」という職業が持つ、どこかダサいようなイメージもそれに加わり、私達は地元で恋愛的に最下層な人種になっていたわけだ。


実際には、顔はブスでも、生々しい巨乳を目の当たりにした思春期の男子は目に焼き付くに違いない。

私も何度か二人きりになった男子が、ズボンの上からでもわかるくらいに勃起していたのを目にしている。

彼らは葛藤の末に私をふったが、きっと家に帰ってから私の体を想像してオナニーしたに違いない。

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