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カントリーロード

第4章 明けの明星

「あ~あ…真琴さんに会いたいなぁ…」

なんとなしに独り言が、口に出た。
相当に、僕は真琴さんに惚れているんだなぁと、自嘲気味に思った。

うつむいて歩く僕の視界に、人影が入った。

顔をあげる。

そこに、真琴さんが立っていた。

朝日が上る。

真琴さん哀しそうな顔で、少し微笑んでいる。

太陽の光を背に、真琴さんが輝いていた。

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