テキストサイズ

カントリーロード

第5章 蜜月

「えええ?!ちょっと三田さん、頭をあげてくださいよ?三田さんに謝ってもらうことじゃないし、僕は何とも思ってませんから!」

僕は慌ててそう言った。

潔い三田さんの姿に、謀らずも人妻の真琴さんと不貞を働くこととなった僕は、謝罪を受ける立場になかったし、それこそ申し訳ない気持ちになった。

「そうか、すまん」

そういうと、三田さんは顔をあげてにっこり笑った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ