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恋人はテニスウエア

第2章 観察されるスコート

市営コートからはバスで部屋に戻った。
そして、やっぱり、テニスルックにされた。

公開着替え。
実は市営コートでは、下着のショーツも替えていた。意外とアンダースコートは透けるから、白じゃないと不安だったから。

彼の前で、スペアのスポーツブラに替え、白ショーツから青いボーダーのショーツに替えた。
もちろん、全裸にならないように、時間差をつけて。

スコートを穿き、金具をとめて、回す。
裾の♪♪マークで正しい位置を確認するようになっているが、それは女子しか知らないことだろう。

アンダースコートが見当たらないと思ったら、
彼が手に持って、ガン見していた。

丸まっているのを見て、何が楽しいんだろう? この変態。

彼から取り返して、穿く。
あ、やっぱり落ち着く。

姿見を振り向いて見て、後ろをチェック。
ミニスカ制服の頃からのクセだ。
制服スカートは意外とお尻のほうが裏返っていたりしたのだ。

「ポケット、逆さまについてるんだな」

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