
堅実メイドの献身
第4章 辞退
「それは雅次第かな。」
親指で雅の唇をそっと撫でると、キスしてきた。
「、っん、、ふ、、ぁ。」
差し込まれた舌がぬるぬると口内を犯す。
ぎゅっと壁に押し付けられる。これでは逃げ様がない。
「ぁ、、ん、、、ふぁ」
暎人の空いてる手が、首筋を撫でる。
くすぐったい様な、感覚に身が強張る。
「ん、っん、」
もどかしい刺激が少しずつ抵抗する力を奪っていく。
脚の踏ん張りが効かない。
「ん、っ、離して、、」
僅かな隙をついて訴える。
「ふっ、謹んで辞退申し上げます。」
先程の雅の真似だろうか、耳元で声が響く。
「ふざけないでっ、」
弱々しい声で抵抗する。
「どうしたの?もっと本気で抵抗しないと。」
暎人は両手で、雅の両胸を包み込み、優しく揉みだした。
「ぁ、ん、、、ぁ。」
胸から伝うゆるやかな刺激が、思考回路を麻痺させる。
「ねぇ、このまま最後までするのと、夜に続きするのどっちがいい?。」
そう言って、服の上から乳首を引っ掻く。
「あっ、」
「しっ、あんまり大きな声出すと聞こえるよ。」
指を立てて静かにするよう促すが、雅への責めは緩めない。
「このままここで、エッチしてたら誰かきちゃうかもね。」
ぎゅぅっと乳首を押し潰す。
「や、」
声が出そうになるのを、口を抑えて堪える。足がガクガク震えて、感覚が遠のく。その場に崩れ落ちそうなのだが、暎人の足が割って入っているので、それが、一応支えになる。
「見られるの、は、、ダメ。」
それだけ、やっと絞り出す。
「そう、見られたらマズイね。じゃあ、夜にしようか?」
暎人は雅の乳首を摘もうとする、が服の上からなので。うまくできない。うまくできなくて、何度も摘もうとしては失敗を繰り返す。
「そ、れ、、、ん、ィヤぁ。」
「これ好きなの?じゃあ、もっとする?」
そう言うと速度を上げる。
「、っ、ちがっ、、ほしくなっい、、。」
「じゃあ、夜くるね?」
