ひとつ屋根の下の愛情論
第9章 泣きたいのは俺の方
「///律夏――――…俺を…めちゃくちゃに……」
ダメだ――――ダメ…
この匂いは…この雰囲気は…
戻れなくなる…
甘く――――甘美な世界でも…その先は…
地獄しかない…
ダメだ…
ダメ――――…
――――チュク…
――――――――チュル…ジュプ、ピチャピチャ!
「///――――濃くて甘い…ハァハァ…んっ!」
俺は…自分の行動を止められなかった。
気がついたら…
手のひらに吐き出された…秋音の精液にむしゃぶりついていた!
――――っん、チュッル!チュッ、チュッ…ペロペロ…ンチュ…ンチュ…
「///あっ――――…あっ、律夏…律夏…もっと…」
「///秋音!秋音――――…秋音…」
無我夢中で舐めとる…自分の行動に動揺しつつも…止められない自分に…
――――俺は…秋音の無抵抗の痛々しい姿に欲情するのだ…と、
分かってしまった。
自慰して――――…倒れた秋音に…俺は…興奮した。
俺は…立派な…変態と――――…なった。