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ハルは学校から帰宅しても忙しくしていました。なぜならば、研究授業に向けて一刻も早く指導案を作成しなければならないからです。ハルは教科書を片手に自分のパソコンと向き合いながら、必死の思いで指導案を作成します。

翌日、前日と同様にハルは出勤しました。自分の出席簿をチェックしたハルは近くに居た森内教頭と手越教頭に挨拶をします。

「おはようございます。」

「おはようございます。」

「おはようございます。今日もよろしくお願いします。」

手越教頭、森内教頭も順に挨拶をします。ハルはそのまま、4年生の先生の席の方へと向かいました。

「ハル！」

すると、ハルは誰かに呼び止められました。

「おはよう。」

呼び止めたのは前田先生でした。

「おはようございます。」

「どうだった？昨日1日。」

「なんか忙しくて、あっという間に時間が過ぎ去ってしまいました。」

「そう。先生の仕事も大変そうでしょ？」

「そうですね。」

「ハルの研究授業は楽しみにしてるわよ。」

「はい、日程が決まったら、お伝えします。」

その時、職員朝礼の開始を告げるチャイムが鳴りました。

「おはようございます。6月2日火曜日の職員朝礼を始めます。」

今日は森内教頭が進行をします。

「本日の授業は平常のスケジュールとなります。よろしくお願いします。」

昨日と同様に国分先生が1日のスケジュールを共有しました。