
はるのかぜ
第61章 いつも以上に大事な朝礼
「じゃあ、田中先生お願いします。」
「保健体育科からです。毎年の恒例行事ですが、今年も高校野球の予選が行われます。それに伴い、応援団員を募集したいと思います。応援団、またはチアの希望者は今週の金曜の放課後、体育館に集合するように共有願います。」
「はい、ありがとうございます。他に何かある先生方いらっしゃいますか?」
今度は手越教頭の呼びかけに対して、誰も手を上げませんでした。
「では、本日の職員朝礼は以上となります。本日も1日よろしくお願いいたします。」
「よろしくお願いします。」
手越教頭が締めの一言を言うと職員室の教師たちは一斉にホームルームの準備をし始めます。今日で3回目の朝礼でしたが、ハルは今まで以上に真剣に朝礼を聴いていました。なぜならば、このあとハルは4年2組のホームルームで重要事項を生徒たちに伝達しなければならないからです。ハルもホームルームに向けて準備しようとしたときのことでした。
「4年生の先生方、ちょっとだけいいですか?」
そう呼び止めたのは学年主任の長瀬先生でした。ハルも長瀬先生に注目します。
「今日6限目の総合の時間は来年度の選択科目について説明します。生徒たちにコミュニケーションルームに集合するようにお伝え願います。」
ハルは長瀬先生からの周知もしっかりメモしました。
「じゃあ、先生、行きましょうか?」
亀梨先生がハルに声をかけます。ハルは頷き4年2組の教室へと向かいます。いよいよハルにとって初めてのホームルームが始まります。
「保健体育科からです。毎年の恒例行事ですが、今年も高校野球の予選が行われます。それに伴い、応援団員を募集したいと思います。応援団、またはチアの希望者は今週の金曜の放課後、体育館に集合するように共有願います。」
「はい、ありがとうございます。他に何かある先生方いらっしゃいますか?」
今度は手越教頭の呼びかけに対して、誰も手を上げませんでした。
「では、本日の職員朝礼は以上となります。本日も1日よろしくお願いいたします。」
「よろしくお願いします。」
手越教頭が締めの一言を言うと職員室の教師たちは一斉にホームルームの準備をし始めます。今日で3回目の朝礼でしたが、ハルは今まで以上に真剣に朝礼を聴いていました。なぜならば、このあとハルは4年2組のホームルームで重要事項を生徒たちに伝達しなければならないからです。ハルもホームルームに向けて準備しようとしたときのことでした。
「4年生の先生方、ちょっとだけいいですか?」
そう呼び止めたのは学年主任の長瀬先生でした。ハルも長瀬先生に注目します。
「今日6限目の総合の時間は来年度の選択科目について説明します。生徒たちにコミュニケーションルームに集合するようにお伝え願います。」
ハルは長瀬先生からの周知もしっかりメモしました。
「じゃあ、先生、行きましょうか?」
亀梨先生がハルに声をかけます。ハルは頷き4年2組の教室へと向かいます。いよいよハルにとって初めてのホームルームが始まります。
