
はるのかぜ
第62章 ハル先生
「じゃあ、改めて2点目です。連日亀梨先生からもお話がありましたが、姉妹校からのホームステイの受け入れ、引き続き募集しています。希望者は亀梨先生でもいいですし、私に申告いただいても共有するのでいつでも申し出てください。3点目、野球応援の応援団の募集についてです。応援団並びにチアの募集をしますので、希望者の方は今週の金曜の放課後、体育館に集まってください。」
「こら、ハル先生の話をちゃんと聞きなさいよ。」
亀梨先生は再びハルのことをハル先生と呼び生徒たちを注意します。
「最後に4点目です。テスト結果の通知表を渡してると思いますが、お家の方の印鑑をもらって早めに持ってきてください。私からの伝達事項は以上です。何か質問ある人いますか?」
手を挙げる生徒はいませんでした。
「はい、じゃあ号令お願いします。」
「起立!気をつけ!礼!」
「ありがとうございました。」
「じゃあ、今から貴重品袋を回しますので、必要な物は入れておいてください。」
ハルの初めてのホームルームは無事終了となりました。
ある休み時間のことです。ハルは廊下で数名の生徒とすれ違いました。
「ハル先生、こんにちは。」
「こんにちは。」
亀梨先生の発言の影響か、ハルの愛称はすっかり「ハル先生」となってしまったのでした。
「こら、ハル先生の話をちゃんと聞きなさいよ。」
亀梨先生は再びハルのことをハル先生と呼び生徒たちを注意します。
「最後に4点目です。テスト結果の通知表を渡してると思いますが、お家の方の印鑑をもらって早めに持ってきてください。私からの伝達事項は以上です。何か質問ある人いますか?」
手を挙げる生徒はいませんでした。
「はい、じゃあ号令お願いします。」
「起立!気をつけ!礼!」
「ありがとうございました。」
「じゃあ、今から貴重品袋を回しますので、必要な物は入れておいてください。」
ハルの初めてのホームルームは無事終了となりました。
ある休み時間のことです。ハルは廊下で数名の生徒とすれ違いました。
「ハル先生、こんにちは。」
「こんにちは。」
亀梨先生の発言の影響か、ハルの愛称はすっかり「ハル先生」となってしまったのでした。
