はるのかぜ
第76章 1人だけ置いていかれてる
授業を終えたハルはFM制作部の部室に向かいました。
「お疲れ様です。」
「おぉ、お帰り、ハル。」
ハルの挨拶に反応したのは達也でした。
「ただいま。」
「教育実習は楽しかった?」
「そうねぇ。あっという間の3週間だったけど、全体通して見ると楽しいことのほうが多かった気がする。」
「そっか、いい経験になったみたいだね。」
「ところで、達ちゃんはどうなの就活?」
「つい最近なんだけど、下関の会社で1社内々定が出たんだよ。」
「そうなんだぁ。おめでとう。」
「ありがとう。とは言っても、まだ確実じゃないけどね。」
「でも、少しでも望みがあればいいじゃん。」
「まぁね。」
ハルは達也に笑顔を見せていましたが、達也まで内々定が出ていると聞いてショックはさらに大きくなりました。ハルは1人だけ置いていかれてるような気がして淋しかったのでした。
「お疲れ様です。」
「おぉ、お帰り、ハル。」
ハルの挨拶に反応したのは達也でした。
「ただいま。」
「教育実習は楽しかった?」
「そうねぇ。あっという間の3週間だったけど、全体通して見ると楽しいことのほうが多かった気がする。」
「そっか、いい経験になったみたいだね。」
「ところで、達ちゃんはどうなの就活?」
「つい最近なんだけど、下関の会社で1社内々定が出たんだよ。」
「そうなんだぁ。おめでとう。」
「ありがとう。とは言っても、まだ確実じゃないけどね。」
「でも、少しでも望みがあればいいじゃん。」
「まぁね。」
ハルは達也に笑顔を見せていましたが、達也まで内々定が出ていると聞いてショックはさらに大きくなりました。ハルは1人だけ置いていかれてるような気がして淋しかったのでした。