はるのかぜ
第80章 ハルに二度目の春が来た
それから約2ヶ月が経ったある日、ハルはFM制作部の部室に向かいました。
「お疲れ様です。」
「あっ、ハル、お疲れ。」
ハルの姿に真っ先に気づいたのは江梨でした。偶然にもそこにはハルと同級生である吾郎と達也もいました。
「へぇ、みんな居るんだ。」
3人の姿を見たハルは言いました。
「やっぱここはいい暇つぶし場所だし。」
吾郎が返答します。
「そう言えばハル、採用試験、どうなった?」
今度は達也から質問されました。
「実は今日、ネットで発表があって、これから見に行こうかなって思ってるの。」
「えっ!じゃあ、今からみんなで見に行こうよ。」
江梨の発言にハルは戸惑います。
「いいね。行こう行こう。」
江梨の発言にのった吾郎は、そう言うとハルを引き連れて図書室へと向かいます。
パソコンの準備ができたハルは早速、合格発表のサイトにアクセスします。たくさん並んだ受験番号をハルは1つ1つ探していきます。
「あった!」
ハルの反応に真っ先に江梨が返答します。
「すごいじゃん、ハル!おめでとう。」
「ありがとう。」
ハルを始め、その場に居た全員が笑顔になります。ハルにとって高校入試合格以来の2度目の春の訪れを感じた瞬間でした。いよいよ新年度からハルは教師としての道を歩み始めることになるのです。
「お疲れ様です。」
「あっ、ハル、お疲れ。」
ハルの姿に真っ先に気づいたのは江梨でした。偶然にもそこにはハルと同級生である吾郎と達也もいました。
「へぇ、みんな居るんだ。」
3人の姿を見たハルは言いました。
「やっぱここはいい暇つぶし場所だし。」
吾郎が返答します。
「そう言えばハル、採用試験、どうなった?」
今度は達也から質問されました。
「実は今日、ネットで発表があって、これから見に行こうかなって思ってるの。」
「えっ!じゃあ、今からみんなで見に行こうよ。」
江梨の発言にハルは戸惑います。
「いいね。行こう行こう。」
江梨の発言にのった吾郎は、そう言うとハルを引き連れて図書室へと向かいます。
パソコンの準備ができたハルは早速、合格発表のサイトにアクセスします。たくさん並んだ受験番号をハルは1つ1つ探していきます。
「あった!」
ハルの反応に真っ先に江梨が返答します。
「すごいじゃん、ハル!おめでとう。」
「ありがとう。」
ハルを始め、その場に居た全員が笑顔になります。ハルにとって高校入試合格以来の2度目の春の訪れを感じた瞬間でした。いよいよ新年度からハルは教師としての道を歩み始めることになるのです。