はるのかぜ
第81章 赴任先の中学校へ
3月も下旬に入り、採用試験に合格したハルは、赴任先の学校も決定していました。そんなある日、ハルの携帯電話が鳴りました。
「はい、内海です。」
「内海ハルさんでいらっしゃいますか?」
「はい、そうです。」
「私、湯島中学校長の山田と申します。」
「来年度からお世話になることになったみたいで、どうぞよろしくお願いします。」
「こちらこそ、お願いします。早速なんですが、来年度に向けて是非あなたにお会いしたいと思いましてお電話しました。明日などご予定はいかがですか?」
「明日ですね。大丈夫です。」
「じゃあ、朝10時にお越しいただけますか?」
「わかりました。よろしくお願いします。」
電話の相手は、ハルの赴任先の校長、山田博先生でした。
翌日、ハルは赴任先となった下関市立湯島中学校へと向かいました。山田校長は校長室へハルを誘導します。
「どうぞおかけください。」
「失礼します。」
「今日は面接という訳ではないので、そんなにかしこまらなくて大丈夫ですよ。」
「わかりました。」
「どうですか、今のお気持ちは。」
「そうですね、どんな生徒が待ってるのか楽しみという部分もありますが、私に教師が務まるのかなぁっていう不安な気持ちもあります。」
「そうですか。まぁ、始めて社会に出るわけですから、今は不安と期待が入り混じってる時期だと思います。」
それから約1時間近くに渡りハルは山田校長と話したのでした。
「はい、内海です。」
「内海ハルさんでいらっしゃいますか?」
「はい、そうです。」
「私、湯島中学校長の山田と申します。」
「来年度からお世話になることになったみたいで、どうぞよろしくお願いします。」
「こちらこそ、お願いします。早速なんですが、来年度に向けて是非あなたにお会いしたいと思いましてお電話しました。明日などご予定はいかがですか?」
「明日ですね。大丈夫です。」
「じゃあ、朝10時にお越しいただけますか?」
「わかりました。よろしくお願いします。」
電話の相手は、ハルの赴任先の校長、山田博先生でした。
翌日、ハルは赴任先となった下関市立湯島中学校へと向かいました。山田校長は校長室へハルを誘導します。
「どうぞおかけください。」
「失礼します。」
「今日は面接という訳ではないので、そんなにかしこまらなくて大丈夫ですよ。」
「わかりました。」
「どうですか、今のお気持ちは。」
「そうですね、どんな生徒が待ってるのか楽しみという部分もありますが、私に教師が務まるのかなぁっていう不安な気持ちもあります。」
「そうですか。まぁ、始めて社会に出るわけですから、今は不安と期待が入り混じってる時期だと思います。」
それから約1時間近くに渡りハルは山田校長と話したのでした。