はるのかぜ
第85章 大学の仲間と再会
「どう?学校のほうは?」
「それがね、いきなり中3の担任、任されちゃって。」
「それは大変だね。」
「しかもね、この前、生徒の親が校長先生のところに、新規採用の先生を受験生の担任にするなって怒鳴り込んできたみたい。」
「ハル、大丈夫か?」
達也は心配そうな表情をします。
「うん。最初はクレームの発生に戸惑ったけど、副担任がベテランの先生で、いつも私の背中を押してくれるの。」
「そっか、なら良かった。」
「ところで、達ちゃんはどんな仕事してるの?」
「僕の勤務先はWING STARって言ういろんな会社のコールセンターを請け負ってる会社だよ。」
「へぇー、達ちゃん電話対応するんだ。」
「うん。僕の配属先は某プロバイダーの窓口で、ネットが接続できなくなったとか、接続の設定の方法を知りたいとかって言うお問い合わせを対応する窓口なんだ。」
「おっ、さすが情報工学部!」
「いや、ハルも同じ学部じゃん!」
「まぁね。でも、私は数学の先生してるんで。」
「数学を学ばずして情報工学部は卒業できないよ。」
「確かに。」
ハルと達也は、かつてラジオ番組でコンビを組んでいた時の様に盛り上がりました。ハルにとっては久しぶりにリラックスできた瞬間だったのでした。
「それがね、いきなり中3の担任、任されちゃって。」
「それは大変だね。」
「しかもね、この前、生徒の親が校長先生のところに、新規採用の先生を受験生の担任にするなって怒鳴り込んできたみたい。」
「ハル、大丈夫か?」
達也は心配そうな表情をします。
「うん。最初はクレームの発生に戸惑ったけど、副担任がベテランの先生で、いつも私の背中を押してくれるの。」
「そっか、なら良かった。」
「ところで、達ちゃんはどんな仕事してるの?」
「僕の勤務先はWING STARって言ういろんな会社のコールセンターを請け負ってる会社だよ。」
「へぇー、達ちゃん電話対応するんだ。」
「うん。僕の配属先は某プロバイダーの窓口で、ネットが接続できなくなったとか、接続の設定の方法を知りたいとかって言うお問い合わせを対応する窓口なんだ。」
「おっ、さすが情報工学部!」
「いや、ハルも同じ学部じゃん!」
「まぁね。でも、私は数学の先生してるんで。」
「数学を学ばずして情報工学部は卒業できないよ。」
「確かに。」
ハルと達也は、かつてラジオ番組でコンビを組んでいた時の様に盛り上がりました。ハルにとっては久しぶりにリラックスできた瞬間だったのでした。