はるのかぜ
第92章 実験中の大惨事
「まったく、3年5組はこの前ガラスを割ったと思ったら、今度は火災事故ですか?」
「度々お騒がせして申し訳ございません。」
ハルは知念教頭に頭を下げます。
「今回の件に関しては、むしろ内海先生よりも私の責任ですから。」
玉森先生がフォローに入ります。
「玉森先生、おっしゃる通り、一番の責任はあなたです。慣れた実験だったんで気を抜いたりしていませんでしたか?そんな気の緩みがこんな事故を生むんです。実験をされる際は、生徒1人1人の行動をしっかり監視するようにお願いします。」
「はい、申し訳ございませんでした。」
「それから、濵田さん。今後、家でも学校でも火を使うときは気を緩めないこと!けが人がいなかったことが不幸中の幸いでしたが、本当に一歩間違えば大惨事でした。気をつけてください。」
知念教頭がそう話しかけてもみのりは放心状態のまま、何も口を開きません。
「濵田。」
「あっ、すいませんでした。」
玉森先生の呼びかけでようやくみのりは知念教頭に頭を下げました。
その後、みのりは教室に戻り、ハルは玉森先生と共に職員室へ戻ります。
「すいません、私の不注意で内海先生にもご迷惑おかけして。」
「いえいえ、玉森先生こそ、私のクラスの生徒がご迷惑をおかけすることになって。」
「しかし、濵田は心配ですね。私が火を消した時からずーっとあんな感じにぼーっとしてまして。」
「確かに教頭先生が話してる時もぼーっとしてましたね。」
玉森先生から話を聞き、ハルはみのりのことが心配になっていました。
「度々お騒がせして申し訳ございません。」
ハルは知念教頭に頭を下げます。
「今回の件に関しては、むしろ内海先生よりも私の責任ですから。」
玉森先生がフォローに入ります。
「玉森先生、おっしゃる通り、一番の責任はあなたです。慣れた実験だったんで気を抜いたりしていませんでしたか?そんな気の緩みがこんな事故を生むんです。実験をされる際は、生徒1人1人の行動をしっかり監視するようにお願いします。」
「はい、申し訳ございませんでした。」
「それから、濵田さん。今後、家でも学校でも火を使うときは気を緩めないこと!けが人がいなかったことが不幸中の幸いでしたが、本当に一歩間違えば大惨事でした。気をつけてください。」
知念教頭がそう話しかけてもみのりは放心状態のまま、何も口を開きません。
「濵田。」
「あっ、すいませんでした。」
玉森先生の呼びかけでようやくみのりは知念教頭に頭を下げました。
その後、みのりは教室に戻り、ハルは玉森先生と共に職員室へ戻ります。
「すいません、私の不注意で内海先生にもご迷惑おかけして。」
「いえいえ、玉森先生こそ、私のクラスの生徒がご迷惑をおかけすることになって。」
「しかし、濵田は心配ですね。私が火を消した時からずーっとあんな感じにぼーっとしてまして。」
「確かに教頭先生が話してる時もぼーっとしてましたね。」
玉森先生から話を聞き、ハルはみのりのことが心配になっていました。