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はるのかぜ

第94章 みのりと忠義の恋の行方

しばらくして、みのりと忠義は職員室のハルの元へと向かいました。

「先生、終わりました。」

忠義の声にハルは振り返ります。

「あっ、お疲れ様。しっかり話はできた?」

「はい、お互いの気持ちがよく理解できました。」

みのりが笑顔でそう答えました。

「それはよかった。」

ハルも安心した表情で返答します。

「これからも、僕たちは2人で支え合って行けそうです。」

「先生、時間作ってくれてありがとうございました。」

「どういたしまして。これからも2人仲良くね。」

「はい。」

みのりと忠義は声を揃えて頷きました。

「じゃあ、僕たちはこれで失礼します。」

「先生、さようなら。」

「さようなら。」

2人は手を繋いで職員室から出ていきました。ハルは2人の恋の行方が良い方向へ向かっていき、胸を撫で下ろしました。

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